・特殊受金物
磐梯朝日国立公園内にある飯豊連峰 「門内小屋」は、日本一の豪雪地域であり、厳寒の猛吹雪の冬季を耐え抜かねばなりません。
ここに設置された雨水利用システムは水が貴重なこの小屋にとって、とても重要な存在です。
この取水で一役を担う雨樋は、冬季の豪雪や猛吹雪による破損は頻繁でした。その課題を解決すべく
当社では、特殊受け金具を製作しました。
冬季間は雨樋を取り外し、破損させず越冬できるように、120mm径の雨樋を蝶ナットで簡単に脱着が出来ます。
【磐梯朝日国立公園 飯豊連峰 門内小屋】
「門内小屋」について
出羽三山、朝日連峰、飯豊連峰、吾妻連峰、磐梯山、猪苗代湖までの広大な範囲に及ぶ磐梯朝日国立公園は、
わが国の陸域で2番目に大きな国立公園となっています。
この国立公園内にある飯豊山(標高2,105m)を主峰とする飯豊連峰の稜線上には、6箇所の山小屋(避難小屋)があり、
その山小屋のひとつが「門内小屋(標高1,870m)」です。
飯豊山は、高山植物のお花畑とその奥の深さから、百名山の登頂を目指す登山者にとっての憧れの存在となっています。